2020/02/21(金)GENOMAのいろいろ

2020/02/22 5:24
LWのGENOMAを使っていて色々遭遇した不具合やコツなどを羅列。

●スケルゴンの名前に同じものがあるとボーン変換時にエラーになる。

●スケルゴンにウエイトマップが設定されていないと、ボーン変換時に適当なウェイトマップが適用されることがある。
特にウェイトマップ設定を消したつもりが消えてなかったりすることがあるので、ウェイトマップを使わないボーンには「--」と設定しておくと良い

●プロパティーを変更してもオブジェクトを保存しないとレイアウト側に反映されない事がある。
確実に変更を反映させるには、モデラー上でオブジェクトを保存してから、レイアウトで新規シーンなどをしてまっさらにし、その上でレイアウトに送るとよい。

●設定項目を消す際に、間違ってスペースなどが入っているとエラーになるので、設定項目を消すときには項目内に文字などが残っていないか注意。
もしくは「NONE」と入れておくと良い。

●設定上はボーンの親子関係の途中にNULLを含めることができるが、NULLが挟まっていると変換時にエクプレッションが設定されなかったり、ボーン自体が途中のNULLのものになっていろいろエラーが起きる。
なのでリグの途中にNULLは含めず、制御用のNULLなどはスケルゴンとポイントを共有させず、個別に親の設定をするのが良い。
もしくは変換が終わってから改めて親子関係を組む。

●スケルゴンのバンク角を一気に設定するにはスケルゴンエディターを使うと楽。
捨てスケルゴンとエクスプレッションを使って設定するほうが、モデラー上でバンク角を気にする必要がなく楽ですが、いらないものが増えるので、そのへんは好き好きで。
その辺りについてはこちら(http://handtomouse.sblo.jp/)の栗栖様のサイトを参照。

●Genoma2のカスタム関数(Custom)で使えるコマンド。
はじめどこにも情報がなくて困っていたのですが、LW2015の新機能紹介の中に見つけました。
ここにあるPDFを参照ください。

●モデラー上でスケルゴンの見た目を変える方法
GENOMAのプリセットの中に、矢印状のスケルゴンなどがあって、どうやっているのかと思っていましたが、「ユーティリティー」の「追加プラグイン」の中にある「SetAppearance」コマンドを使うと出来ることを知りました。
スケルゴンを選んでから実行し、リストから形状を選ぶといろいろな形に変化します。


以上、暇なときに画像でも追加予定。
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