2020/02/26(水)Lightwave Genoma用プラグイン

Genomaのギズモを一括で設定するプラグインを作りました。
setGizmo.jpg

表示とロックも設定できるようにしておきました。
大量のスケルゴンに設定する際などにどうぞ。
shu_Set_GENOMA_Gizmo2.zip
使用して起きた、いかなる損害などには責任を負いません。
十分にテストしてから使用してください。

2020/02/21(金)GENOMAのいろいろ

2020/02/22 5:24
LWのGENOMAを使っていて色々遭遇した不具合やコツなどを羅列。

●スケルゴンの名前に同じものがあるとボーン変換時にエラーになる。

●スケルゴンにウエイトマップが設定されていないと、ボーン変換時に適当なウェイトマップが適用されることがある。
特にウェイトマップ設定を消したつもりが消えてなかったりすることがあるので、ウェイトマップを使わないボーンには「--」と設定しておくと良い

●プロパティーを変更してもオブジェクトを保存しないとレイアウト側に反映されない事がある。
確実に変更を反映させるには、モデラー上でオブジェクトを保存してから、レイアウトで新規シーンなどをしてまっさらにし、その上でレイアウトに送るとよい。

●設定項目を消す際に、間違ってスペースなどが入っているとエラーになるので、設定項目を消すときには項目内に文字などが残っていないか注意。
もしくは「NONE」と入れておくと良い。

●設定上はボーンの親子関係の途中にNULLを含めることができるが、NULLが挟まっていると変換時にエクプレッションが設定されなかったり、ボーン自体が途中のNULLのものになっていろいろエラーが起きる。
なのでリグの途中にNULLは含めず、制御用のNULLなどはスケルゴンとポイントを共有させず、個別に親の設定をするのが良い。
もしくは変換が終わってから改めて親子関係を組む。

●スケルゴンのバンク角を一気に設定するにはスケルゴンエディターを使うと楽。
捨てスケルゴンとエクスプレッションを使って設定するほうが、モデラー上でバンク角を気にする必要がなく楽ですが、いらないものが増えるので、そのへんは好き好きで。
その辺りについてはこちら(http://handtomouse.sblo.jp/)の栗栖様のサイトを参照。

●Genoma2のカスタム関数(Custom)で使えるコマンド。
はじめどこにも情報がなくて困っていたのですが、LW2015の新機能紹介の中に見つけました。
ここにあるPDFを参照ください。

●モデラー上でスケルゴンの見た目を変える方法
GENOMAのプリセットの中に、矢印状のスケルゴンなどがあって、どうやっているのかと思っていましたが、「ユーティリティー」の「追加プラグイン」の中にある「SetAppearance」コマンドを使うと出来ることを知りました。
スケルゴンを選んでから実行し、リストから形状を選ぶといろいろな形に変化します。


以上、暇なときに画像でも追加予定。

2020/02/20(木)Lightwave Genoma用プラグイン

2020/02/20 23:23 プラグインLightwave
LightwaveのGenomaがなかなかいい感じなのですが、色々と足らない機能があるので作ってみました。
Genomaのタグが設定されている複数スケルゴンの、色と形状を変更するためのプラグインです。
主にボーン制御用のNULLを大量に設定するために欲しかった機能です。
手のボーンなんかだと30個くらい同じ様な設定のNULLが必要なので、少しでも楽になればと。

●出来ること
複数のGENOMAタグ設定済みスケルゴンに対して
1.スケルゴンとボーンのカラーを同時に設定。
2.タイプを「ボーン」「NULL」「ジョイント」のいずれかに変更。
3.タイプが「NULL」のときの形状の設定。

use1.jpg

panel.jpg

use2.jpg

p1.jpg

p2.jpg


shuGenomaNull.zip
このプラグインを使って起きたいかなる損害や障害も責任を終えませんのでご了承ください。
使う前にサンプルオブジェクトなどで十分テストをしてから使ってください。
実際、開発中にエラーが起きると、結構な割合でデータ破壊やソフトがクラッシュしましたので^^;
テストはLightwave2018でしかしていません。

今回のプログラムの大部分は、こちら(http://handtomouse.sblo.jp/)の栗栖様が作ったものを使わせていただきました。
また情報も栗栖様よりご教示いただき完成にこぎつけることができました。
改めて感謝いたします。


●技術情報
プラグインのソース内で
genoma_info1 = mesh_edit_op.polyTag(mesh_edit_op.state, poly, lwsdk.LWID_('G','M','0','1'))
で取得したデータの中身はこんな感じで、だいたいGENOMAのプロパティーで設定できる情報だとわかります。
ソース内でコメントアウトしてある
print>> sys.stderr, "G1:"+ genoma_info
の辺りの行を復活させると、コンソールにデータが表示されるので、プロパティーで設定した値と変化を確認することができます。

GM01
[ItemInfo]#L_Sune1#1#CURRENT#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#000000000#01#1#9#0#2#2#0#0#NONE#1#NONE#0#000000000#0#000000000#0#000000000#1#0
GM02
[MotionOptions]#L_Sune1#000000000#1#0#-1#1#1#0#-1#1#1#0#-1#1#1#0#-180#180#1#0#-180#180#1#0#-180#180#1#0#0#1#1#0#0#1#1#0#0#1#00#111141111#111#1#1#1#123456789#1#1#1#1#1#1#1#1#1#0#1#1#0#0#0#1#1#1#0.25#0.75#0#0#1#1
GM03
[BoneOptions]#L_Sune1#1#1#0#CURRENT#CURRENT#1#1#0#1.0#0#0#1#00#00#00#0#1#1#1#1#1#1#1#1
GM04
[ExpressionsChannels]#L_Sune1#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE#NONE
GM05
[Script]#L_Sune1#NONE#NONE#NONE
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